ピルは、生理をずらしたりコントロールできる

ピルで生理をコントロール

ピルを飲むと大切なイベントの日などに生理にならないようにずらしたりとばしたりコントロールすることができます。これは、重い生理痛などがある月経困難症や、生理前になると心身に様々な症状が現れるPMSなどで悩ませる人たちにとってうれしいことです。

 

結婚式・ハネムーン・海外旅行・試験や大切なイベントなどピルによって生理周期を自由にコントロールすることができます。

 

しかし、『自然の生理現象である生理を薬物でコントロールするなんて体に良くない』っと思われる方もいらっしゃると思います。

 

 

この自然に起こっている生理が長い人間という歴史を考えると現代に生きる女性には非常に不自然なライフスタイルになってしまっているのです

 

昔の女性は一生は、避妊も行わず、妊娠と出産を何度も繰り返し閉経を迎えていました。妊娠や授乳期には排卵や生理が起きないので原子時代には女性の一生の排卵や生理は何と約50回と言われています。

 

一方、現代の女性は初潮を迎える年齢も低く、出産する子供の人数も少なく、閉経年齢も高齢になっています。このため一生のうちの生理(および排卵)が約450回に、昔と比べると9倍にも増えています。増えているということは女性の体に負担がかかっているといえます

 

ピルで卵巣や子宮を休ませる

ピルは、生理をずらして子宮を休ませる

排卵や生理を繰り返し、卵巣や子宮には大きな負担がかかっています。

 

現代の女性に増えているのが子宮内膜症や子宮がん、卵巣がん。このライフスタイルの変化が原因だといわれています。

 

ピルの服用によって卵巣は休眠状態になり、子宮内膜は薄くなって生理は軽くなります。

 

ピルを休眠期間や偽薬を飲む期間を設けずに実薬を飲むことで生理をとばすことができます。

 

卵巣や子宮を休ませることは婦人病の改善や予防にもつながり、将来の妊娠力を高めることにもつながります。ピルは最大3シート(21日×3シート=63日)分まで続けて飲むことができます。